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住宅ローンの基礎知識

年収が低くてもOK?親子リレーで住宅ローンを組む方法

住宅ローンの親子リレーとは?

まず、このローンは具体的にどのようなものなのかについて見ていくことにしましょう。

親子リレー住宅ローンでは、親と子あるいは孫が一つのローンを共同で契約することになります。

ローン契約を結ぶことができるのは、親とその直系に当たる子や孫、またはその配偶者です。

つまり、ある家の住宅ローンについて、親の世代が最初に金利の支払いをし、子や孫がそれを後から引き継いで返済を行っていく仕組みになっています。

親子リレー住宅ローンを契約するにあたっては、親子が連帯債務者となる必要があります。

親はある程度年齢が高くても大丈夫ですが、現役で仕事に就いていなくてはいけません。

また、子については学生であっても契約可能なケースがあるなど、子供が成長してからの返済能力に焦点が当てられています。

親子リレー住宅ローンは、通常のローンの融資を受けにくいケースでも、審査に通る可能性が高くなっています。

親が高齢でもうすぐ仕事を引退するといった場合や、子供が学校を卒業したばかりでまだ十分な年収を得ていないときなどにも、利用できることがあるでしょう。

例えば、現在65歳で来年定年を迎えるという人では、住宅ローンの契約を結ぶことはなかなか難しいと言ってよいです。

また仮に契約できたとしても、支払いは80歳までに完了させる必要があるため、ローンの返済は15年間で済ませなくてはいけません。

このような場合、子供がその後の債務の返済を引き受けていくことで、より長期間安定的にローンを利用することができるのです。

親子で住宅ローンを契約するメリット

住宅ローンを親子リレーで契約するときのメリットには、次のようなものがあります。

まず第一に挙げられるのが、主たる債務者の年齢が高い、もしくは後継者の年齢が低くても契約することが可能であるという点です。

親の年齢は80歳未満、子供の年齢は20歳以上であれば、ほぼローン契約を申し込むことができます。

このとき、両者ともに安定した収入を得ているということが原則ですが、場合によっては親だけが働いているケースでも契約できることがあるでしょう。

次に、ローンの利用にあたっては、それぞれの収入を合算した上で審査が行われるという利点があります。

これによって、親子どちらかの年収だけでは金融機関側の条件に満たない場合でも、審査にパスする可能性が出てくることになりますし、融資を受けられる額についてもそれだけ高くなるのです。

この2点を総合すると、親か子のどちらか一方が住宅ローンの契約者となる場合に比べて、融資額はより高く、融資期間はより長く設定できることになります。

また、月々の支払いについても、利用者が無理なく返済していけるような金額まで抑えることが可能です。

このように、親子リレー住宅ローンでは、親と子が連帯債務者となることで、通常のローンよりも利用者の都合に合わせた返済プランを立てやすいというメリットがあります。

債務者の引き継ぎに関しても、利用者の側からいつでも自由に行うことができます。

親が急に病気で倒れたといったときにも、子供がすでに十分な支払い能力を持っているのであれば、債務者を変更してローンの支払いを継続していけばよいでしょう。

親子ローンを契約する際に必要となる条件と注意点

最後に、親子リレー住宅ローンを利用する際の、注意しなくてはいけない点はどんなことがあるのでしょうか。

このローンを契約するためには、原則として親子が同居することが条件になります。

なお、金融機関によっては将来的に同居予定というケースでも、申し込みが可能な場合があります。

そのため、二世帯住宅などであらかじめ同居が決まっているときには、メリットが大きいローンだと言えるでしょう。

注意すべきこととしては、契約前に住宅の持分割合を親子間で決めなければいけないという点があります。

つまり、購入する家については親子の共有財産という扱いになるのです。

途中でどちらかが出ていくといったことがないように、事前にしっかりと計画を立てる必要があります。

親の返済能力が失われた場合には、実際にはその家に住んでいなくても、連帯債務者である子が毎月の支払いをしていかなくてはいけないからです。

登記簿上でも持ち家が共有となっているため、ローンの借り換えをする場合にもデメリットが生じることがあります。

リレーローンを解約して、子供のみが別の住宅ローンを契約しようと考えたとき、持分割合によっては贈与税が発生してくることがあります。

これは、親の債務を子が肩代わりしたと見なされるためです。

ですから、持分割合についても親子がきちんと相談をしたうえで契約を結ぶことが大切でしょう。

また、親子リレー住宅ローンを契約する際に、連帯債務者となれるのは1名のみです。

親子孫といった三世代や親と兄弟で支払っていくということはできません。

以上のような点に気をつければ、返済期間も長く、融資額も増える親子ローンは、利用者にとってさまざまなメリットがある商品だと言えます。